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風水の原理・効果、「気」の活用
風水は、古代中国で生まれた「環境学」(環境開運学)です。
自然を克服するのでなく、「自然と共存する」と言うのが基本的な考え方です。

気には、「よい気」(生気)と、「悪い気」(殺気)がある。
この「悪い気を避けて、よい気を取り込む」のが風水です。気は強いときも、弱いときもあり、大切なことは、その動きを知って、うまく活用していくこと。もし、自然の摂理に反した家や土地に住んでいれば、気のエネルギーはそこを避けていきます。

例えば、活動的な人、成功しているは、「生き生きとした気」(元気)を発します。他方、元気のない人や病気の人は、「よどんだ気」(弱気)を発します。土地にも、このような気が存在します。

また、若い人でにぎわう繁華街は、「活気」があふれていますが、誰もいない寂しい場所、墓地などでは「冷気」が漂よっています。

このように、土地にも「気」が存在し、もし、それが生き生きとしたものであれば、当然、ものごとはよい方向に向かっていきます。逆に、気がよくない場合は、この気を整え、自然のエネルギーを活かした環境をつくることが必要になってくる。 こうしたことをうまく活用し、処理していくのが風水師の仕事です。
● 風水、環境開運学  自然と共存する
私たち先祖は、生きるために「水」のある土地に集まり、そこを耕し、農作物を育てて生きてきました。そして、このような豊かな土地には、「自然のエネルギー」が集まっていると考えられていました。

自然界にはさまざまなエネルギー(気)が満ち、そのエネルギーによって、私たちは自然の恩恵を受けて生かされています。風水は、このような考え方から生まれた古代の人々の智恵であり、この「気」を生活の中にうまく取り入れて、日々の暮らしを営んでいました。これが思想として現代に受け継がれてきたのが風水です。

「気」とは、大自然・大宇宙にみなぎるエネルギーであり、それは一箇所に留まることなく、常に一定の法則で循環しています。この気のエネルギーに波長を合わせることによって、エネルギーを取り入れ、うまく活用していく、というのが風水の考え方です。

「気」のいい場所とは、エネルギーの流れがよい場所のことで、多くの場合、そこには川や地下水脈が流れています。昔から、水がある所には「生命力」が宿っていると考えられ、澄み切った湧き水が出る土地は、エネルギーがよい場所とされ、神社が建てられました。

風水はこのような経験に裏づけられています。逆に、水がよどんでいる場所はエネルギーが低く、また低級霊も集まりやすいため、「お祓い」を行ってエネルギーの滞りを直しました。

また、家を新築するときに行われる「地鎮祭」は、その土地の氏神(うじがみ)をお迎えして土地を祓い清め、家の繁栄と工事の安全無事を祈る儀式です。また、商人は店の中に神棚を置いて、拍手(かしわで)を打つことで場を清め、商売繁盛を祈りました。寺院で太鼓を叩くのも、音の振動によって浮遊している霊を飛ばすためです。

このように、私たちの先祖は多くの体験の中から、それを生きる智恵として活用し、風水は、このような智恵を体系化したのである。
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