風水科学のメカニズム
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風水は「迷信」と思う人がいるかもしれませんが、そうではありません。
科学的なメカニズムに基づいた「エネルギーの流れ」です。


例えば、東洋医学では「氣」の通り道、すなわち経絡(けいらく)と呼ばれる箇所がある。気功や鍼(はり)・灸(きゅう)は、この経絡にある「ツボ」を刺激し、「気の流れ」を整えることで、体の悪いところを治癒していきます。

これを人間の体ではなく、
「自然環境」に置き換えたのが「風水」と言える。

この地球上にも「気の通り道」があり、風水では「龍(りゅう)、穴(けつ)」と呼ばれます。風水は、この気の流れを調べ、土地や建物の配置、向きを調整して、「良い気」を取り入れます。

簡単に言えば、気の流れを「人間の体を」通して調整するのが「気功や鍼灸」、「土地や建物」を通して調整するのが「風水」です。

「気の良い場所」に住むと、人は生き生きとして、運気も上昇してきます。
逆に、気の流れが悪い場所では、なぜか体調が悪くなり、病気がちになったりして、低迷します。


ここには、「人体のメカニズム」と「土地のメカニズム」が相似的に共鳴し合う原理が存在しますが、これをうまく調整できるかどうか、これが風水の能力ということになる。

地球は巨大な「電磁石」みたいなもので、 南北の「磁場」がある。N極とS極が作り出すコイル状のエネルギーで、そのため、どうしても特定の「磁気作用」が発生します。

→日本の地磁気図

あなたが生まれた日の地磁気の状態…
(気象庁:地磁気観測所)


地磁気の流れ

この磁気作用は、あなたがいる場所の土地、水脈、岩盤、地下マグマ、それらが微妙に絡み合って「磁気作用」になる。さらには周辺の建物、木や植物、道路、電柱、線路など、目に見えるものすべてが「独自の磁場」を形成している

そして、これらの磁気作用と、風水(気の流れ)が組み合わされたものが、
「今、あなたがいる場所の風水」になる。

あなたがいる場所の「磁場」は、右回りの回転軸か、左回りの回転軸か、どちらかが発生します。こうした環境の中では、自宅であれ、会社であれ、寝ていようが起きていようが、どこにいても、その影響を受けることになる。

こうしたことがあるため、さまざまな問題が発生してくる。

例えば、
「引越し」してから何をやってもうまくいかない、トラブルが続く、体調が悪くなる人もいる。人間の体は「磁性」を帯びているので、住んでいる場所の磁場が合わないと、エネルギーが低下してきます。ときには、何をしても、うまくいかなくなったりする。

風水がよくない所に住んでいると、知らず知らずの間にその影響を受けて、本来の自分の実力も発揮できず、思わぬ方向へ向かってしまう人もいる。

また、体調不良、精神的不安など、落ち着かない状態になり、 病気がちだけど「何が原因かはっきりしない」などの病状が起こりやすくなる


天体の位置関係も人間の体に影響を与えます。

例えば、海の「引き潮・満ち潮」は月の「引力」によって起きます。女性の生理のリズムも、「月の満ち欠け」と関係していると言われます。人間の体の70パーセントは「水分」であり、「引き潮、満ち潮」と同じく、体もその影響を受けることになります。

これらは非科学ではなく、「科学的な原理」のもとに働いている力です。
建物の材料の木材、コンクリート、鉄骨、壁材パネル、塗料にも「固有の磁力」がある。高電圧の「送電線」は、さらに強い影響を及ぼす

これから考えなければないのが、家電製品に対処するための「電気風水」です。人間の体の70%は「水分」であるから、磁力は人の体にも影響を与えます。



電子レンジやテレビ、パソコン、携帯電話からは強い「電磁波」が発生している。この電磁波は「自然の気」を乱すだけではなく、体や精神にも害を及ぼし、「電磁波障害」として問題になっている。「小児白血病」と高圧線による電磁波との関連も指摘されている。昨今は、携帯電話と脳腫瘍の関係も指摘されています。

224人の子の脳」3年追って見えたスマホの脅威

電磁波は部屋の「磁場の乱れ」の原因になり、体調不良、不眠の原因にもなる。磁場が乱れていると、まずは「方位磁石」が安定しません。気持ちがイライラし、不安定になったりする。眠るときはコンセントの「電源」を遮断し、できるだ家電製品から離れて寝るのがよいでしょう。寝るとき、頭の近くには「携帯電話」を置かないこと

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→風水の原理と効果


方位学は、地磁気(磁気作用)を抜きにして語れないところがある。
地球にはN極とS極が作り出す「磁場」があり、地球は巨大な「電磁石」みたいなもので、予想される電流の強さは数 10億アンペアにも達すると言われる(1平方メートルあたりに換算すると、数ミリアンペア)。

地磁気は一定ではなく、絶え間なく変化し、激しい「磁気嵐」やオーロラが発生したときには、数秒から数日のスケールで激しく変化すると言われる。

昨今、問題になっているのが、地球の磁場(地磁気)の乱れです。
→あなたが生まれた日の地磁気の状態…(外部リンク)

土地の磁場が「バランス」を欠いたとき、
人がこの
エネルギーの「ゆがみ」に遭遇したとき、
体の「エネルギーの流れ」に乱れが生じ、体は磁場に適応しようとします。


この時、「適応が必要なのに適応できなかった」とき、体のバランス、精神的なバランスが崩れ、思考や判断力が”にぶって”しまいます。これが「停滞期」と言われるもので、「バイオリズムの低下」となって現れます。

逆に適応ができて、うまくリズムに乗っているとき、これが「好調期」です。このときは、生命力が高まり、活動力も盛んで、気力も体調も充実した状態です。このような時は、何をやっても物事が順調に進みます。

このように、人間はどうしても地球の「地磁気」の影響を受けしまう。
立っている場所に特定の
「磁気作用」が発生し、その影響を受けてしまう。

そのために、どの方向に行けば「体調が良くなる/悪くなる」、
どの方向に行けば、「物事がうまくに進む」というような原理が生まれてくる。
これが方位です。その影響は、時間により、日により、月により、年によって変化します。

このように考えれば、方位学は「科学的な根拠」があって生まれたわけで、方位学は、地磁気(磁気作用)を抜きにして語れないところがある。方位学の「創始者」は、そのようなエネルギーを肌で感じ取り、それを体系化したのでしょう。(時代を経て、迷信や根拠のない話も付け加わりましたが)

方位学の「祐気取り」は、その原理をうまく利用したもので、住む住居から、遠方の土地へと離れれば離れるほど、体の細胞への磁気作用が強くなり、これをうまく利用したのが「祐気取り」(ゆうきどり)という方法です。[1]

五感を越えた世界・・・
古代の人々は「自明の理」として、気や磁気作用、そのような目に見えないエネルギーを肌で感じ取り、それにうまく適応して生きていました。生きる知恵です。ところが私たち現代人は、その感性が衰え、「体で感じる」ことに注意を向けるのではなく、「頭」で理解しようとするため、どうしてもそこに無理が生じてくる。

これは迷信とかではなく、「科学的なメカニズム」に基づいたものです。
信じようと、信じまいと、その影響は受けてしまいます。体の中の強い磁気作用がどのように変化するか、それしだいで体のリズム、精神のリズム、情緒リズムも変化してきます


そこに違いがあるとすれば、
その「影響を受けやすい人」、「受けにくい人」、これだけです。



地磁気図 地磁気の変化(1970年−2015年)
気象庁:地磁気観測所


「気」、大宇宙、大自然のエネルギー…
私たちを取り巻く空間には、さまざまなエネルギーに満ち溢れ、ある法則性をもって循環しています。このエネルギーをうまく取り入れることで、自分の運勢の流れを変えたり、好転させたりするのが「祐気取り」(ゆうきどり)です。

祐気取りは、遠くに移動して、その土地のエネルギーを体全体に取り込むことで、自分のエネルギーの状態を変えます。

祐気取りは、「吉方位」に働くプラスのエネルギーを体全体で吸収する方法で、(一年の中で、一番よい日時に)、エネルギーの高い「吉方位」に出かけて、プラスのエネルギーを積極的に取り入れる方法です。

プラスのエネルギーは、その人の「生命力を高め、活動」を盛んにします。
気の流れがスムーズになることで、気力も体力も充実してきます。祐気取りによって、自分の「気」を高めて、本来的に持っている自分のパワーを回復させることで、自分の持つ可能性が十分に発揮できるようになり、努力が結果として現れやすくなります。これが「運気の改善」です。

祐気取りはプラスエネルギーの満ちた方位(場所)に出かけ、「気」を十分に受け取り、生命力と活動力を高め、運命を好転させる「きっかけ」を掴むものです。方位取りと同様に、遠ければ遠いほど、そして吉方位での滞在期間が長ければ長いほど、その効果は高いと言われる

人間誰にでも、低迷する時期があります。
時には、何をやってもうまくいかず、落ち込んでしまいます。不運が続いたりすると、なかなか抜け出せないこともあり、不安になったりします。そういう時期こそ「祐気取り」です。気分一新、状況を変える「キッカケ」を作り、チャンスが到来するのを待つのがいいです。


   

★『ミュータントメッセージ』−灼熱の大地で目撃した最高に豊かな人生−マルロ・モーガン、角川書店、1200円

「真実の人」と呼ばれるオーストラリアの原住民(アボリジニ)。彼らには人類5万年の生きる知恵が託されていると言われる。彼らは「自明の理」として、気や磁気作用、そのような目に見えないエネルギーを感じ取って生きていました。上記の本は、その事について書かれたもので、私たちには奇跡としか思えないことが、この「真実の人」 には当然のこととされている。


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