風水研究所|風水寝室
よい睡眠のための寝室、風水環境

 寝室に観葉植物を置くのは注意

風水効果を期待して、寝室に観葉植物を置く人がいますが、注意が必要です。植物は日中は「光合成」を行なって「酸素」を放出しますが、夜になると、逆に呼吸のため酸素を吸い、「二酸化炭素」を排出します。植物の出す二酸化炭素は微量なので、ほとんど害はないですが、寝室に観葉植物を置くことで、体調を崩す人もいます。

一番の問題は、鉢植えの土に発生する「カビ」。
寝室はカーテンで日をさえぎるので、換気はよくありません。このような環境の場合、鉢植えの土は、カビが繁殖する絶好の温床になる。一旦、カビが繁殖すると、次々と胞子を飛ばし、部屋中に充満することになる。人は一日の3分の一を寝室で過ごすので、場合によっては、毎日このカビを大量に吸い続けることになる。要注意です。カビが原因になる「アレルギー性気管支肺真菌症」もある。風水とは違った意味で、寝室と観葉植物は合わない点がある。

但し、
ハイドロカルチャーで育てるなら安心です。
これは、土を使わずに植物を育てる「水耕栽培」です。土を使わないので部屋を汚さず、カビの発生の心配も減少します。ハイドロカルチャーは、土の代わりにハイドロコーンなどの人工園芸用石を使います。

観葉植物がすぐ「枯れてしまう」などのケースがある。いくつか原因が考えられますが、「磁場」が合わなかったり、悪気が溜まっているような場合もあります。→観葉植物が枯れる


 ベットは窓際から離して寝る。

これは風水以前の問題です。特に冬は、窓際は空気が冷え、温度が下がります。
ベッドが窓際にある場合は、窓際から離し、窓には厚手のカーテンをして「冷気の侵入」を防ぎます。また空気は、温度差によって動くという性質がある。窓際にベットがあると、窓際から冷たい空気が流れ、枕元に動き・風が発生し、このため落ち着かなくなり、眠りが浅くなったりする。窓際からベッドを離すなど、ベッドの配置に工夫が必要。



 寝室には「電気機器」を持ち込まない

電子レンジやテレビ、パソコン、携帯電話からは強い
「電磁波」が発生している。この電磁波は「自然の気」を乱すだけではなく、体や精神にも害を及ぼす。昨今では「電磁波障害」として問題になっています。

これが部屋の磁場の乱れの原因にもなり、寝室の磁場が乱れていると、気持ちがイライラし、不安定になったりし、不眠の原因にもなる。体調不良、病気がちだけど、「何が原因かはっきりしない」などの事が起こりやすくなったりします。→風水科学のメカニズム

電源コンセントは、使用していなくても、そこから電磁波が出ています。
電源スイッチが(ON)になっていなくても、100ボルトの電圧がかかっているため、その周りには電界が発生している。アパートやマンションでは、そばにコンセントがなくても、「隣の部屋」のコンセントが壁に埋め込まれている場合がある。これが不眠の原因の場合もある。枕の位置を変えるのもよいです。強い電磁場は神経系に影響を与え、特に頭部への影響は大です。

眠るときはコンセントの「電源」を遮断し、電気製品から遠ざけること。
睡眠の際は、
頭部を保護するために、できるだけ、枕元には携帯電話やテレビやなどの電気製品は置かない。昨今では、「携帯電話の電磁波と脳腫瘍」の関係も指摘されています。子供は要注意です。



 ロフトを寝室と使うのは、「NG」です

ロフトとは、屋根裏部屋のことで、「荷物置き場」の用途に使う空間です。
ロフトが問題になるのは、屋根裏なので空気の流れが悪く、気が溜まりがちになること。換気窓や換気扇の設置が必須。ロフトが寝室の場合、天井が斜め(斜め天井)になり、このため精神的に疲れてきて、不安定になったりする。また天井が低いので、その圧迫感も加わって、寝つきが悪く、疲れが取れなくなり、体調にも影響を与える。いずれにしても、体には良くありません。

真夏は屋根からの熱と、室内の熱がロフトにたまるため、夏はとにかく暑くなる。冷気は下に逃げるため、エアコンはロフトに設置しないと冷房が効きません。逆に、冬には階下で暖められた空気が上がってくるので、冬は暖かいです。もう一つ問題なのは、夜のトイレや、朝起きてロフトの階段を下りるとき、寝ぼけて足を踏み外すような危険がある点です。

ロフトと同じく、「半地下」の寝室、これもお勧めできません。
人間の体は「地上」に眠るようにできており、また半地下の場合、気の循環が滞り、悪気が溜まりやすくなり、病気・体調不良の原因になってしまう。