タイトル
    −北東の鬼門、西南の裏鬼門−
→風水研究所
祭壇
鬼門神社

全国各地に存在する
鬼門鎮護
の社、神社・仏閣

 −家相の鬼門・裏鬼門−

風水・家相、先人の知恵・・・・。
しかし、「迷信」に類する説があるのも事実です。 

例えば、「鬼門(北東)にトイレがあると、家族に不幸が訪れる?」。
果たして本当でしょうか?


「玄関が裏鬼門(西南)に位置すると、主人が早死にして、後家運になる?」。ほんとうでしょうか? 似たような話はいくつもある。

「家相が悪い、鬼門になる」と言われれば、気になるのは仕方がありません。しかし不安の中で生活していると、そのエネルギーも蓄積され、それも凶になってしまう原因になる。過度に気にすると、悪いことに波長が合って、「負のエネルギー」を引き寄せてしまうことがある。注意!→鬼門対策、対処法

問題は、(人によって) 鬼門の影響を受けてしまうということです
「鬼門の影響を受ける人、受けない人」、問題は受ける「影響の度合い」です。土地・場所の問題、個人の運勢的なものも含め、全体から見ていく必要がある。




  家相書の記述・・・

 鬼門の方角・方位とは→ここをクリック
 家相の鬼門は「北東60度」の範囲。
 裏鬼門は「西南60度」の範囲。
京都御所

京都御所の北東の「猿ヶ辻」。鬼門避けのため、この角だけ折れ曲がっている。

鬼門札
販売終了




鬼門の方位に、建物の「欠け」が重なる場合は、対処法も限られてくる。入居前に神主さんに「家祓い」(やばらい)を依頼するのがよいです。土地建物の厄除け・浄化です。
「地鎮祭」のように、家の中に「祭壇」を設け、敷地と建物を祓います。気になる場所は念入りに祓ってもらうとよいでしょう。鬼門の欠けには水晶玉の配置も有効。
 ● 家相、鬼門・裏鬼門とは

日本の家相では北東を「表鬼門」、南西を「裏鬼門」と呼び、一般的に「悪い不吉な方角」として忌み嫌われている。元々は「生活の知恵」としての根拠があったと考えられる。

日本の陰陽道では、北東と南西は鬼が出入りする方角で、忌むべき方角とされ、鬼門・裏鬼門は「陰」と「陽」の切り替わる地点に当たり、気が乱れやすい方位とされ、「悪気や邪気」が溜まりやすくなると言われる。

家相では、『北東が鬼門で大凶』という鉄則は不変ですが、本場の中国では、この鬼門をあまり重視しなく、住む人(生まれた年)によって、吉や凶となるのである。

古代中国は、「匈奴(きょうど)」という北方の騎馬民族の来襲を受け、繰り返し略奪を受けて恐れていました。その匈奴がやって来る方位が「北東」で、あの「万里の長城」も匈奴の襲撃から身を守るために作られたと言われる。匈奴の来襲はそれほど深刻な問題だったのでしょう。(この点を考えれば、北東を「鬼門」として忌み嫌ったのは理解できる)

古来から日本には「鬼門信仰」みたいなものがあり、それが人々の日常生活に大きな影響を及ぼしてきた。天に祈るほど大事にしてきた農作物も、夏のオホーツク海から吹く「北東」の冷気(やませ)によって、冷害の大被害を受け、昔は大飢饉が発生して、大勢の「餓死者」も発生しました。

また、日本列島は「北東〜南西」に沿って位置する。裏鬼門に位置する西南からは、毎年のように台風がやってきて、「風水害」となって、人々の生活に大きな災禍をもたらしました。自然災害という、人間の力ではどうにもならないことだけに、当時の人々には、鬼門はいっそう恐れられたのでしょう。

実際、鬼門を頭から否定するのは難しく、お客様の中には「鬼門の影響」と思われる事例も見られる。原因を探ると、土地・場所の問題、個人の運気などが「複合的」に絡んでいることが多く、そのような事例を見れば、”迷信だと”決め付けるわけにもいきません。問題は受ける影響の度合いですが、すべての人が当てはまるわけではありません。

  ● 鬼門、北東のトイレ・風呂、南西の台所

家相では、「北や北東(鬼門)のトイレや風呂場はよくない」と言われるが、
これは当時の生活環境を考えれば、当然と言えるでしょう。


『北向きの雪隠(せっちん)は、不時の災難つづく』(安定生活秘伝極意)

北や北東は「寒気や湿気」が強い方位です。「昔の家づくり」から見れば、トイレや風呂場には適さない場所であるのは確かと言えます。北東に風呂やトイレがあれば、(衣服を脱いだりするので)、特に、寒い冬などは体に大きな負担となり、「脳卒中や心筋梗塞」で倒れるような事故も多く発生した。。
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今日でも、入浴中の死亡事故は多く、2011年の死者は17,000人。
東京都健康長寿医療センター研究所

入浴中の死亡事故は年々増加し、そのほとんどが冬場の「心筋梗塞や脳卒中」で、この数は交通事故で(24時間内に)亡くなる人の数よりも多い。昔の風呂場は貧弱な作りで、冬になれば冷たい北風が入り込み、入浴中に亡くなる人は、「かなりの数」になったはずです。まさに風呂場は、今も昔も「鬼門」です

(たとえ、トイレが鬼門から外れていても)、冬の寒い夜のトイレは、高血圧の人には鬼門以上に「ダメージ」になったでしょう。冒頭の、「鬼門(北東)にトイレがあると、家族に不幸が訪れる」などには、このような事情も存在する。

自明のことですが、冷蔵庫のない時代、西日が当たる台所は、夏は気温が高くなり、食べ物が腐りやすく、食中毒が多々発生しました。このため凶とされる。(家相以前の問題です)。現在は冷蔵庫がありますが、夏は冷蔵庫が一日中フル稼働の状態になるので、やはり西日が当たる台所は、避けたいものです。

また昔は「薪」で火を起こしていたので、夏は南西から吹く強風で「大火事」も発生しました。このような理由で、西南の台所も凶です。
いずれも理に合った考え方です。


 家相の凶ライン、正中線・四隅線

家相が成立した江戸時代末(坂本龍馬が生きた時代)は、まだ人口も少なく、約3,000万人と言われる。しかし今は当時とは事情が全く異なる。両隣に家々が”びっしり”並ぶ住宅事情では、家造りには多くの「制約」がある。

家相には、北東と西南を結ぶ「鬼門ライン」がある。その他に、「正中線」(せいちゅうせん)、四隅線(しぐうせん)」というのがある。「正中線」は東と西、北と南を結んだ「十字」のライン。「四隅線」は北東と南西、北西と南東を結んだ「×字」のライン。この線上にトイレの便器や風呂の浴槽、台所の流し台、コンロの火気、玄関のドアがあると「災難」が起こると言われる。この他に、「張り・欠け」の問題がある。

家相には「凶」とされるラインが無数に存在し、それを全部取り入れたら、家を建てるのが難しくなってしまう。凶とならないように部屋を配置するには、「入り組んだ間取り」になることもあり、結果的に住みにくくなり、何かと問題が発生する。

また、これだけ凶のラインがあれば、ほとんどの家はどこかのラインにかかってしまうのが普通で、実際、「完璧な家相の住宅」というのは極めて難しい話しである。今の標準的な一戸建て住宅(4LDK)で1階と2階の両方すべてが吉相というのは、ほぼ不可能に近い。

(昔の建物は一階建ての平屋であったので、それも可能でしたが、今は事情が異なる。また敷地が広大で、自由に設計できる環境下であれば、話は別ですが…)。

このような事情を考慮すると、家相のすべての点をクリアーするのではなく、要所要所を押さえ、「鬼門の方位・欠け」に注意し、全体として七割OKであれば「良し」とするのが無難でしょう。

家相は「迷信」と「理にかなう部分」が混在し、単なる迷信なのか、根拠のある話なのか、その「見極め」が大切です。中身の「取捨選択」が大事です。他方、家相には「現代にも通用する理論」があるのも事実です。→現代家相学



 ● こんなこと、気になっていませんか?
玄関がどうしても「鬼門」になってしまう。どうしたらいいでしょうか。
・玄関が西南に位置すると、主人が早死にして後家運になると言われ、心配です。
・迷信だと思いますが、北玄関は不幸になると言われて困っています。
・「裏鬼門」に浴室、トイがあり不安です、と゜うしたらいいでしようか。

・トイレが鬼門に位置しています。最悪の場合に家系が絶える言われ心配です。
・風呂が北東の鬼門にあり、家運衰退といわれ気になっている。どうしたらよいでしょうか。
・台所が南西にあり、
鬼門に位置するといわれて心配です。何か起こるでしょうか。
 ● 鬼門の間取り

  風水家相、研究所