風水 家の新築リフォーム 間取り

風水研究所
新築玄関 注文住宅 日本住宅
 ・住宅メーカーの新築プランに、風水を取り入れたい、可能でしょうか?
 ・水回りのリフォームで、風水を取り入れたい。

 ・間取りがほぼ決まった状態ですが、何かよい方法がありますか?

新築風水間取りの取り方

まずは、風水を取り入れるのか、家相を取り入れるのか、これを決める。
風水と家相はまったくの「別物」です。両者は考え方が異なるので、一緒にすると整合性が取れなくなり、必ず混乱に陥ります注意!風水と家相の違い

風水を重視するか、家相を重視するかで、吉と凶が「ガラリ」と変わることがある。家相では北東は「鬼門」ですが、風水では人によっては、北東が最大吉になることがある。


(1) 新築プランで、一番賢明なやり方は、建築設計士に複数の「ラフ案」を出してもらうことです。その中から風水的によいものを選び、それを土台にして修正を加えていきます(風水師は、この修正の段階で入っていきます)

(2) もう一つは、玄関やリビング、寝室の位置など、(最初から)風水を考慮した「大まかな希望」を伝える方法です。建築設計士はそれを勘案して、いくつかの「モデルプラン」を出してきます。その中から風水的によいものを選び、修正を加えていきます。

この修正を四、五回くらい進めていくと、プランが固まってきます。
最終的な案が出て、風水的にもよく建築業者もOKであれば決まり。リフォームの場合も同じ。

「風水と建築理論」は両立しない部分があり、
「あちらが立てば、こちらが立たず」となることがある。注意!

風水師が最初の段階から入り、細かな部分まで口出しすると、前に進まなくなり、時として風水的には良いが、使い勝手の悪い家ができてしまうことがある。風水的に100%完璧は難しく、要所要所を押さえ、全体として7,8割OKであれば「おんの字」です。



新築、リフォームの注意点、

「日当たり、住みやすさ」を重視して間取りを取ると、風水理論に合わないことがある。日当たりや通風は欠かせない要素であり、外すことはできません。その場合、風水に合わなくても「よし」として、日当たりを優先にする。対策としては、建物内の「気の流れ」をよくして、悪気、凶エネルギーが溜まらないようにする⇒風水のよい家 間取り

敷地が狭い場合、制約が多く、風水を考慮した間取りは難しくなる。また大手ハウスメーカーによっては「自社規格」による仕様で制約が入り、風水を取り入れるのが困難になったりする。こうした場合は、大手ハウスメーカーではなく、自由設計を得意とする工務店を探すのがよいです。

施工業者が「名前のあるハウスメーカー」であっても、任(まか)せきりにしない。建築は素人には分からない部分が多いため、「工事工程」を利害関係のない第三者の建築士にみてもらうのが無難です。欠陥住宅を防ぐためにも。セカンドオピニオンです。

ここで気を付けることは、風水師は基本的に「プランニングはしない」ということ。風水の専門家と言っても、風水師は建築士や設計士ではありません。あくまでも風水の観点からアドバイスをする立場です。設計・プランニング業務は、工務店やハウスメーカーの領域になります

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注文住宅 玄関リフォーム ダイニングキッチン

新築風水理想の間取り

風水の場合、「理想の間取り」はありません。
間取りを考えるとき、「本命卦」(ほんめいか)に合わせる、これが「風水の考え方」です。この本命卦に合った部屋の配置が、風水の「最適な間取り」になる

問題は、本命卦は家族の人の「生まれた年」によって異なり、ご主人にとって吉方位でも、奥さんや子供には「凶方位」になることがある。難題です、特に「寝室」の配置に悩みます。このため、間取りのとり方が非常に難しくなる。

他方、日本には古来から伝わる家相学があり、「理想の間取り」がある。
但し家相には
「鬼門思想」があり、鬼門に玄関やトイレ、浴室があると嫌われる。この他に「正中線や四隅線」があり、家相をそのまま取り入れると、家を建てるのが難しくなることがある。また家相には「迷信に類するもの」があり、どこまで取り入れるかです。

家を新築する場合…
一番条件のよい場所(日当りの良い場所)に、どの部屋を置くか。
逆に、条件の悪い場所(日当りの悪い場所)に、どの部屋を置くかです。このような点を考えながら、「プラン」を練っていけばよいでしょう。単に風水理論を当てはめるだけでは「よい家」はできません。


広い敷地に自由に家を設計できのであれば、大した苦労はしませんが、現実問題としては、限られて敷地に部屋を配置するので、設計が限られてきます。

まずは玄関です。玄関は「道路」との関係で、場所がほぼ決ってきます。
風水の気は、「道路」に沿って流れてくるので、玄関の開口部(ドア)は、道路に面しているのがよいです気が流入しやすくなる。この点からいえば、横玄関は「不利」になります。

風水では、玄関は「吉方位」に置くのが原則とされます。
この吉方位は個人の本命卦(ほんめいか)から割り出すことができます。

但し、家族全員が吉方位が同じになることは希です。
この場合、家族の中心となる人(ご主人)の本命卦を優先させます。

玄関の近くに、トイレを置かない。
トイレは、できるだけ「玄関から離れた場所」に置くのがよいです。

間取りで一番難しいのがトイレの位置。風水の「気」は玄関から入り、家の中を巡る。

玄関の近くにトイレがあると、トイレの悪気と混じって、家の中を巡ることになる。風呂も、玄関から離れた場所に置くのが理想。
 気の流れ

家相では「東南の玄関は栄える」と言われる。
「玄関」は、陽のエネルギーが入る「東、東南、南」が理想的です。「吉」とされる方位は「東、東南、南、西、北西」。

北東や南西は避ける、いわゆる「鬼門」です。
一般に、北東の玄関は「日当たり」が悪く、薄暗いため、「印象の悪い玄関」になりがちです。冬は冷たい北風が吹きつけ、湿気が多く「実生活の面」でも問題が残る。

上記の点から言えば、(風水であれ家相であれ)暗さ・寒さ・湿気を考慮すれば、できるだけ北や北東の玄関は避けたいものです。

他方、北玄関はメリットもある。南側に、リビングやダイニング、和室を作るることができるため、日当たりはよくなります。多くの時間を過ごす部屋が南側になるので、この点では理想的です。家相では、敷地の西に大道路があると「吉」とされますが、北側に道路がある敷地も、ほぼ同じような利点がある。

玄関が北向きになったら、できるだけ「明るい玄関」を目指す!
「陽エネルギー」の溢れた玄関です。

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間取りプランリビングキッチン風呂トイレ

リビングは「日当たり」がポイント!

リビングは採光を整え、居心地の良い空間であること!
ここは家族が集まる「家の中心」で、日が差し込む明い部屋、家族がいつまでも居たくなる部屋、これがリビングの大事なポイント。日当たりを充分に検討した上でプランを練ること。

玄関とリビング、 ここが決まると、他の部屋の配置は、あまり時間はかからないでしょう。隣の家との位置関係、方位を見ながら、充分にプランを練ってみてください。

風水では、玄関と並んで重視するのが「寝室」。寝室は「吉方位」に配置します。吉方位は「本命卦」から割り出し、そこに寝室を配置します。

寝室で注意したいのは、「車庫の真上」に位置する場合です。排気ガスなどの「悪気」が下から上がってきます。気の一部は 壁やコンクリートを通り抜けるので、寝ている間にダメージを受けます。対策が必要です。

寝室の隣が「風呂やキッチン、トイレ」の場合も、注意が必要。水の流れる音が「睡眠の害」になります。隣が風呂場の場合は「熱気」が伝わってきます。また水が流れるたびに「悪気」を含んだ気が動くので、イライラしたり、体調不良になる人もいる。

風呂場や台所・キッチンは「風通し」がポイントになる。家の建て替えで家を解体すると、土台や柱が一番腐っているのが風呂場で、次に台所・キッチン。ここは、家の中で「湿気」が一番溜まりやすい場所であり、何よりも「風通し」が大事

風水では、トイレや台所、風呂などの水廻りは”凶方位でよい”とされ、これらの場所は、凶方位に位置することで「吉」とされる。これが風水の特徴です。「凶のエネルギーは水に載せて外に出す」、これが風水流の考え方です。
→風呂・トイレの位置方角

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2022/03/18タイトル