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風水の場合、トイレや風呂は、本命卦(ほんめいか)に合わせて配置します。凶方位に位置していると「OK」です。悪気を発する汚れた水は、凶方位に向けて排出する、これが風水流の考え方です。 日本の家相は逆で、凶方位に位置すると×NG 凶方位は無数に存在します。トイレの位置については「諸説」があり(流派の違い)、これが問題を難しくしている。 実際「この方位がよい」とする明確なものはなく、逆に置いてはならない方角が示されている。 ・北東(鬼門)と西南(裏鬼門)の方角は「NG」 ・家の中央、玄関の真向い、玄関の真上は「NG」 (風水の場合もほぼ同じ)
家相には、正中線(せいちゅうせん)と四隅線(しぐうせん)呼ばれるものがある。正中線は東と西、北と南を結んだ「十字」のライン。四隅線は北東と南西、北西と南東を結んだ「×字」のライン。このライン上に便器や浴槽(バスタブ)、台所のコンロがかかると「凶」とされる。なぜ? 実は私も分かりません。 トイレや風呂は「南」に位置すると「凶」。 理由は、陰陽五行説では南は「火」となり、「水」の意が強いトイレは「火と水」が対立関係になる(相剋関係)。このため南の方角はNG。 北西のトイレは「凶」。風水の八卦の象意(しょうい)は、北西は父親(世帯主)を表す方角、南西は母親を表す方角。父親は家の大黒柱であり、最優先されるのが風水(家相)の慣わし。この方位に不浄なトイレを置くと、家全体に問題が発生すると言われる。(昔の家父長制時代の反映です)
★トイレには吉の場所がないので、比較的影響の少ない場所に置く。 ・北東(鬼門)、西南(裏鬼門)の方角は避ける。 ・家の中心、玄関の真向い、玄関の真上は避ける。(風水の場合も同じ) ・「北、西、北西」が取れない場合は、「東、東南、南」を検討する。 「東、東南、南」は日当りがよく、「陽のエネルギー」が入ってくる方角で、条件的に最もよい場所です。多くの場合、この場所には「玄関やリビング、子供部屋」などが置かれる。ここにトイレを置く人はいません。この結果、トイレの場所はほぼ限定されてくる。 ●『北向きの雪隠(せっちん)は、不時の災難つづく』(安定生活秘伝極意) 北向きの便所は凶。北側にあると、日当たりがなく、北風が吹く冬は、寒さが原因で「脳卒中や心筋梗塞」で倒れる事故が多く発生しました。今日でも、このような事故で亡くなる人が多く、「寒いトイレは凶」です。逆に言えば、暖房機器を置き、寒さ対策を取ることで、凶意は小さくなる。 ●「雪隠(せっちん)門口に向うは、常に廱(よう)ちょうを煩う」(家相千百年眼) 便所が門と向き合うのは凶。昔の便所は「汲み取り式」で、排泄物がたまり、臭いが漂い、家の中で最も非衛生的な場所でした。このため「家の裏側」に置いたり、家の外(離れた場所)に作ったほどです。不浄とされる便所が門前にあるのは「×」です。 ※資料、「近代デジタルライブラリー」 家相千百年眼、 安定生活秘伝極意、 インターネット公開(保護期間 満了)
玄関の真上のトイレは×NG 風水では、玄関は「家の顔」。不浄とされるトイレを、玄関の真上に置くという「発想」はありません。また二階に置いた場合、配管が詰まって、玄関に水漏れが起きたら大変です。現実的に考えても、玄関の真上は「NG」です、風呂場も同じ。 玄関の「真向い」のトイレは×NG 例えば…「身支度(みじたく)をしてトイレから出ようとしたら、玄関に来客者がいて、トイレから出たくても出れない」、このようなことが起きます。住む人にも、お客様にも都合が悪いです。これは風水以前の問題です。
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★ 風水・家相、トイレ・風呂の凶対策
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風水の場合、風呂場は凶方位に配置します。トイレと同じです。「凶のエネルギーは、水と一緒に外に出す」。これが風水流の考え方です。但し、家族で暮らしている場合は、夫婦と子供で本命卦が異なることもあり、配置が難しくなり、頭の痛いところです。
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